Shio's 感じたことやら考えたことやら。。


by linsshio

ただいま京都、薬学会です。

福岡での仕事を終えて、京都へ。日本薬学会に参加している。今夜はなんだか疲れモードで、ホテルに入って夕食をしたら眠気に襲われ、そのまま爆睡。そしてさっき目が覚めてお風呂に入った。このホテル、ガーデン風呂があってとてもくつろげる。

今日は、一緒に研究している東邦大学の松浦さんの発表が午後からあったので、それに間に合うように滑り込んだ。松浦さんは、トドマツ精油(グリーンフラスコの北海道モミ)の抗不安作用について、マウスを使った3つの行動実験(明暗箱、オープンフィールド、高架式十字迷路試験)で調べた結果と、同様の行動実験でトドマツ精油の主要成分による作用を調べた結果、そして、液体の状態ではなく、精油を揮発させてその気相をガスクロマトグラフィーで分析するヘッドスペース法で成分分析した結果を発表した。

1)トドマツ精油の吸入により、3つのテストバッテリーによって抗不安作用が確認されたこと
2)トドマツ精油の主要成分のうち、特に(-)-α-ピネンは抗不安作用の要因であること
3)ヘッドスペース法により、芳香浴のように精油成分を揮発させた場合、精油の持っているすべての成分が揮発しているのではないこと
4)室温やディフューザーに近い35℃とアロマポットなどでの芳香浴に近い60℃での揮発成分については、成分の種類や割合は、ほぼ変わらないこと

・・といった内容の発表をした。

今日はその他、「若手シンポジウム 生薬学の伝統と革新 将来像に求められるものとは?」というのを聴いた。木を見て森も見る生薬学、と題してお話された京都大学の伊藤先生のお話はフィールドワークを基本にした彼女の研究スタイルについての内容で興味深った。これまで、創薬のためのシーズとしての生薬学であったが、これからは「創」と「療」を両方しっかり見据える必要があり(今回の学会のサブタイトルでもある)、食品の機能性や、漢方処方の解析、健康科学への応用なども含めて、生薬学のこれからの可能性も語り合われた。欲をいうと、、生薬についての科学的な研究として、成分、作用、臨床といったカテゴリーだけではなく、生薬は植物という生き物であるところから、今後どういった考え方や内容が必要かについて、もっと出てくれば良かったなと思った。

・・というわけで、デパ地下(京都大丸の地下は京料理のデリが充実している)で仕入れた、なんと1本650円也の出汁巻をパチリ。学会の写真はとりそこねた。
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Commented by みねち at 2009-03-27 07:34 x
おはようございます。
うわぁ、ニアミス!それって、国際会議場でなかったですか?
昨日は京都をお仕事でグルグル回っていました。
だんだん桜シーズンになって観光客も増殖中。京都も奈良もこれからは大変っす。また、遊びに来てくださいませ。
では、!

追伸:修了おめでとうございます&新たなステップへおめでとうございます。これからもよろしくお願いします。
Commented by linsshio at 2009-03-27 22:10
みねち、こんにちは@^-^@そうそう、そのとおりです。ニアミスでしたか~。宝が池は、桜にはもう一歩でしたね。
ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします@^-^@
by linsshio | 2009-03-27 02:16 | 旅した | Trackback | Comments(2)