フィジー、ラケンバ島~カヴァパーティーとメケの踊り

これまでのフィジー旅で何回か経験したセブセブ。それは、村を訪れた私たちを心温かく迎えてくれるための儀式。そこでは水に懸濁したカヴァカヴァをふるまっていただく。

コロニサガナ村でのセブセブ>>

で、今回はというと、村の人たちが週末に集まって愉しむカヴァパーティーに誘ってもらった。私はそこで改めてこの向精神性ハーブ、カヴァの威力を実感。バカナウ村は夜の8時半が消灯なので、カヴァパーティーはランプの灯り、というか暗闇の中でのパーティー。
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小学校の校長先生がウクレレ担当、もう一人ギター、そして歌う人二人。タノアの前でカヴァカヴァを用意する人が一人、タノアからカヴァをすくってみんなに手渡ししてくれる人が一人。そして暗闇の奥からはゴーンゴーンというカヴァの根を突いて粉にしている音がする。で、壁にはずら~っと村の人たちがもたれかかってる。
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このカヴァカヴァ、どんどんまったりしていく。静か~になって、眠ってしまいそうに鎮静している自分をときに奮い立たせて、歌を歌い、カヴァカヴァを作っているふう。近接戦闘が得意な、元来戦い好きなフィジアンたちが喧嘩しないで穏やかになるように飲むとも言われているらしい、カヴァ。日本のお酒との決定的な違いはここで、酔っぱらったエロ親父も出てこないし、ハイになって激しく踊る人も出てこない。たまにダンスに誘ってくれるが至って静かな紳士的なダンス。一発芸でもりあげよう!なんて気持ちはもちろんみなさんさらさらない。ダウン系の向精神ハーブ、カヴァカヴァ。みなさんえんえんとなくなるまで飲み続ける。

さて、別の夜のこと。メケというフィジー伝統の歌と踊りを村の青年団(30歳くらいのお年頃)がみせてくれた。戦いの前に勇気を奮い起すためという男メケ、その歌や動きは勇壮で、地から天へ神を仰ぐような様はあまりにかっこよく、これをみて、私、涙が出てきた。これも夜でうまく撮れなかったのだけれど、この衣装は植物から作ったタパという布を使い、腕のまわりや肩にかけたシシー(レイのこと)は、モコソイやタモレ(バジルのこと)といった香り豊かな植物で作られている。
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そして眩しいバカナウ村の朝の風景。今日もマンゴーは元気はつらつと緑の葉をたたえている。
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by linsshio | 2010-10-19 00:43 | フィジー

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