奈良でのワークショップ、2日めのご報告

奈良の二日目、4月24日日曜日。この日は(有)むろう大沢農場との共催のワークショップをブルーベリー農園で行った。ブルーベリーの育つ土壌から~土のこと、ハーブのこと~。

皆さんには、ブルーベリーの育つところに身をおいて、その土のことを知っていただき、その環境から春の刺激を受けて、生命あるものにたくさん触れて、そしてブルーベリーと同じ土に生きている、日本のハーブを活用していただく・・。そんなワークショップになりますように、と心してのぞんだその日曜はすっかり晴れ!良かった~。
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まずはむろう大沢農場の福田峰子さん、みねちからのお話。ブルーベリー農園を始めてからのこと、その思いや目指すところ、土のこと、有機栽培のこと、、土としっかりと付き合いながら、そしてブルーベリーやその周りの生きものたちとしっかり付き合いながら仕事をしているからこそうかがえるお話を聴いた。
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お話を聴きながら農園の中や周辺を歩いた。受粉のためのミツバチの巣箱のあたりに行くと、養蜂家の方がいらっしゃって、ミツバチのこと、女王バチのことなどお話をうかがうことができた。これはミツバチの巣箱の出入口。ミツバチの羽音を聴きながら、ミツバチたちがこの野山をぶんぶん飛んでいる姿を想像してみた。ミツバチの冒険、、どんなお花に出会えるのだろうか。
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さて、農園のいい空気を吸って、鳥の声を聴きながら、緩やかなランチタイム。これは奈良駅前のフリマでゲットした美味し~いマクロビ弁当。
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そして、午後の部は私担当、日本の雑草、いや日本のハーブのお時間。
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ブルーベリーの好む土に一緒に生きる日本のハーブたち、ヨモギ、スギナ、シロツメクサ、ハコベ、ミミナグサ・・。みんな元気。こんな風に目線をずんと落として、土目線。植物たちの様子を観察した。
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さて今日はここで春の摘み草をしよう!ヨモギがたくさん元気に芽を吹きだしたので、ヨモギの摘み草。自分で新聞紙で作った摘み草袋に収穫。
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ヨモギを材料に浸出油。野原でしゅんしゅんと、ヨモギさんお風呂に入る。
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そして、ヨモギのティーを頂いたり、エタノールによるヨモギの成分抽出を濃度を変えてやってみたり、、ヨモギとたくさん遊んだ。これは、ヨモギ油ができた!の図。
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みなさん、むろうのブルーベリー農園で春の一日を過ごしてどんなことを思ったかな。ブルーベリーは新しい枝を伸ばし、土では若草がしゅんしゅんと芽を出して、可憐な花たちも静かに花を咲かせ、その周りには虫たちも元気に暮らしてる・・。ふと見つけたタンポポといわゆる毛虫。小さいけれど強生命、このむくむく、可愛いな。
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by linsshio | 2011-05-03 00:32 | セミナーレポート

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