週末は清里プログラムでした。まず第一日目。

この週末、7月28,29日は、トトラボの「清里高原・夏の森 植物療法野外実習〜夏、花と緑と摘み草と」だった。夏らしくよく晴れた清里高原で、夏の太陽、水、花、そして木々の緑と触れあう二日間を過ごした。

夏は、まさに生き物が生の百態をついているとき。エネルギー溢れる太陽の光が眩しかったり、渓谷の水がひんやり気持ちよかったり、美しく色とりどりの花々が可愛かったり、森の緑が爽やかな香りを放っていたり・・、そんな夏らしさを味わいたい。まずはレンジャーみけさんの森で気をつけることのお話からスタート。
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夏の森、太陽きらきら。大きく広げられた葉の間からきらきらと木もれ陽。そして木々の間を風がすぎていく。
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川俣渓谷へ、いざ。今回は少々ワイルド!渓谷の水に触れられる谷にどんどん降りていった。
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水が近づくにつれて、少しずつ渓流の音が聞こえてきました。動物の耳のように、手で耳を覆いながら、自然の音を聴いてみる。私たちにも音を選んできく力があるんだな〜。
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続けて歩いていたら、みけさんが水の誕生を見ようという。そこには水が滴る岩。湧き出ている水は大きいもの、小さいもの、連なるもの、一滴ずつ落ちるもの・・、と、それはまるでスローモーションをみているようでしばし時がとまった。その様子は写真にはいまひとつうまく撮れない。
この小さな一滴の水がやがて大海を旅するんだ。そして天に昇り、また帰ってくる。
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渓谷ではまずは冷をとる。素足になって、渓流に足をつけてみた。つめたいっ!ただいま水温14度。渓流の水を汲んで、夜の蒸留の材料とした。
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こちら、ニワトコ。常に庭にあるので、庭常と書いてニワトコと読ませるのだそうな。こちらは日本のニワトコ、可愛い赤色の実がついていた。樹皮をたたいて、湿布のようにして、打ち身などの痛みを和らげるので、接骨木と呼ばれている。
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そしてホールに戻りがてら、しばしお花タイム。それぞれがひとり花と向き合い、お花摘み。お花は植物にとってとても大事な時期で、協力してくれる他の生き物に魅力的であるようにさまざまな工夫を凝らしている。そんなコミュニケーションがお得意で華やかなお花を摘んで、川俣渓谷で汲んだ水に浮かべてみた。きらきらとゆらゆらと。花と水は仲良しだ。
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お部屋に戻り、植物療法のワーク。まずは歩いてお腹が好きがちな午後に、フラワーコーディアルづくりをした。コーディアルではおなじみ、エルダーフラワーに清里のセルフヒールを材料にした。エルダーは西洋ニワトコ。清里にもあるニワトコ(庭常)の近縁。風邪にはエルダーフラワー。
そしてセルフヒールは終わりに近い花の部分を使う。日本語ではうつぼ草とか夏枯草という。学名のprunellaは扁桃腺炎のことだ、そうで、炎症をおさえたり、利尿の効果があるといわれるハーブだ。
これがまた、おいしくできあがった!
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もひとつラベンダーカルピスをつくって、次はいざディナー@^-^@花にもまけないいろとりどりなマイプレート。
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ディナーのあとにもひとつ。モミの葉枝を採取して、細かく切って蒸留器に投入。爽やかなモミの香りがあたりを漂っていた。
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これにて一日目終了。さて、次は気持ち良い温泉へ。そして夜は更けました。つづく・・。
by linsshio | 2012-08-01 02:07 | セミナーレポート

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