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by linsshio

夏の思い出、京都の旅

鷺沼の蝉は最後の大合唱、涼しい風が心地よくなってきて、いよいよ夏も終わり。今年の夏はtotoと、京都に旅してきた。京都は甲府と同じく盆地、甲府ほどではないけれど、夏は暑い。。でも、そんな夏にできるだけ涼けさをとりいれようという工夫がそこかしこに感じられる町。

今回訪れたお寺は5つ。そのうちのいくつかを記してみる。まずは関西で時間が空くとすぐに行こうとおもいつく、南禅寺の金地院。
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南禅寺金地院の方丈の庭は、鶴亀の庭。枯山水の白い庭にはつーと一筋の道が通り、潔さが感じられて、しばし身を置きたくなる。ゆっくりt座り、庭と空を眺めながら、ツェッペリンの天国への階段がききたくなる。今回はBGMはなかったけれど、私の頭のなかでは奏でられ、そしてゆるりと風と時間が過ぎていく、、そんな金地院の庭。
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3泊4日の旅だったので、真ん中二日は、少し落ち着いてこれまでいったことのないお寺に行ってみた。2日目には洛北の地を訪れてみた。まずは、圓通寺。
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圓通寺の庭は、広い庭でとても写真に納まらない。しかも、光の当たり具合で、比叡山を写そうとすると庭が暗く、庭を写そうとすると光って比叡山が見えてこない。しょうがないけれど、こんな写真となった。
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庭には苔が生え、築山をつくり、とても有機的な感じ。比叡山を借景に月が照らすとまた格別の庭だそうな。そんな夜の庭も想像しながら、暗闇で息づく庭の生き物も思ってみたりした。たぶん今頃は月が照り、秋の虫が大合唱の夜の宴と静けさだとおもう。
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そしてもう一つは正伝寺。正伝寺はこんな感じの入口を行く。
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森を抜けてたどり着いた正伝寺に入ってみるといきなり現れるのはまるで宇宙。潔く宇宙に投げ出されるような枯山水の庭。
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比叡山近くのこのあたり、訪れた2つの寺はどちらも比叡山を借景としているけれどまるで印象のちがうものだった。借景を活かして広大な一つの風景を、そして月の光のあたり方でさまざまな風景を創り上げる。

〜日本庭園の真髄は「壮大な自然の輪廻」と「創造的な人の営み」の融合にある。〜

・・圓通寺にあった書物に書かれた造園家の尼崎博正氏のこの言葉は、心にすぅっと入ってきた。日本人の美意識はとても素敵だ。

そして、京北にある常照皇寺。こちらは山間の小さなお寺。
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山を登るような気分で歩いてたどり着いたお寺には、こんな感じのお山の庭があった。
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最後は東福寺。東福寺の庭は、どれも大好き。北斗七星の庭はいつもカメラにうまくおさまらないけれど、宇宙につながる自分を感じさせてくれる、重森美鈴作の庭。こちらは方丈の庭。
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その裏側には、こんな模様の庭がある。石と苔、つまり自然のつくった無機物と有機物とでつくりあげる規則的な庭。
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ここ東福寺のお線香がとても好き。甘くて幸せな気分にしてくれる。そんなこんなで苔と石の庭をちょっとアップにしてみる。ちらちらと緑の頭を持ち上げている苔が可愛い。
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さて、暑い夏に京都でほっと一息。そんな図を2つ。
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そしてもひとつ。甘春堂のあまいもの。

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by linsshio | 2012-09-09 19:23 | 旅した