パリ旅:エルボリストリのブレンドハーブ

気がついたらパリから帰ってきて1ヶ月。この時期、パソコンが壊れたり、新学期が始まったりとなんだか怒濤のように日々が過ぎていって、やっとパリのことも落ち着いて味わえるときがやってきた気がする。
その後私はフランス語の学校に通い始め、未だパリ熱はさめやらず、次に行くときにはエルボリストリのスタッフの方々と少しくらいはフランス語で話せるようにと頑張っています、、いえ、楽しんでいます@^-^@

ということで、パリ旅のことを少しずつ書いていこうと思う。

パリには、たぶん5件ほどエルボリストリ(ハーブ薬局)があると思う。
以前に行ったのは、モンマルトルから歩いて10分ほどのここ、こちらはエッフェル塔より歴史があるというショップで、ここでも興味深いことをたくさん聴かせて頂いた(英語で)。

そして今回は3つのエルボリストリに行ってきた。そして今回気がとまったこといくつか。

・それぞれのエルボリストリのブレンドハーブのハーブの種類が多いこと。
・エルボリストリの一つではパウダーが充実していたこと。このパウダーはほぼ食すそうだ。そのままお湯に混ぜたり、ヨーグルトに混ぜたりして。
・わりと質実剛健、小さな店にずらっとレメディーが並び、ほぼ途切れることなく客がきていること。

ということで、こちらのエルボリストリのブレンドハーブを紹介してみます。

この青のエルボリストリは、前回にいった歴史ある店の支店で、今回宿泊したサンジェルマン界隈にある。小さくて可愛い店。スタッフは2名で、おばさまとおにいさまでした。
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ここではいくつか購入。
ウィンターセイボリーの精油、バニラの精油、そしてササの仲間のチンキ剤、それとこちらのデトックスのためのブレンドハーブ。
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一口飲んでみると、苦っ!確かに肝臓を強くしてくれる味がしっかりしている。中身を広げてみるとこんなふう。一見しただけで、私の知らないハーブが入ってる。そこで興味津々、楽しさ倍増。
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この中身を調べてみると・・

Souci カレンデュラ Calendula officinalis
Fumeterre カラクサケマン Fumaria officinalis
・・こちらはハーブティーとしてははじめて。日本にはムラサキケマンとかいらっしゃいます。

Bourdaine 西洋イソノキ(クロウメモドキ科)Rhamnus frangula
・・こちらもはじめて。これが画像の中でまるでボタンのような丸いハーブ。黄色い可愛い花のあとこのボタンの部分が残る。
Eupatoire ヒヨドリバナ Eupatorium cannabinum
・・フジバカマにヒヨドリバナ。そうか、使うんだねヒヨドリバナ。
Mais モロコシ Zea mais
Boldo ボルド Peumus boldus
・・これはカチャマイ茶に入っている南米ハーブ。
Bruyeres エリカ Erica officinalis
Paliure クロウメモドキ科 Rhamnus paliurus
Reglisse カンゾウ Glycyrrhza glabra
Saponaire ソープワート Saponaria officinalis
Artichaut アーティチョーク Cynara scolymus
Aigremoire アグリモニー Agrimonia eupatoria

ということで、解読終わりで、ただいまも味わっています。
このエルボリストリで売っている書籍は同じ著者による3つのみ。さて誰の本でしょう??

・・答えは、ジャン・バルネのアロマテラピーとフィトテラピーと食事の本でした。バイブルなんだね。

そしてエルボリストリもうひとつは赤の店。
こちらも歴史あるハーブ薬局で1920年からあるそうだ。
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ショップの中はこんな感じ。
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こちらで購入したブレンドハーブは右の茶色の袋に入っている。

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リラックスブレンドのこのハーブティー、中身はまた今度。
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by linsshio | 2013-05-13 19:38 | 旅した

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