Shio's 感じたことやら考えたことやら。。


by linsshio

軽井沢に来ています

今日明日と軽井沢に来ている。
この前来たのは、グリーンフラスコをやめる直前だったので、2009年のはず。つまり6年ぶりにここに来た。

思えばここは私の女子中学生、女子高生時代の思いが詰まった場所でもあって、来るたびに少しノスタルジックになる場所でもある。その頃の私は、立原道造に夢中で彼が好きなものや場所、そして人も含めて、とても敏感に反応し、思いを深めていた。

立原道造は堀辰雄が大好きで、堀辰雄や室生犀星にくっついて、軽井沢や信濃追分を何度も訪れている。だから私もその場所に行きたくて、一番最初はたぶん13歳の夏、父と母と一緒にこのあたりにきた。だからパウロ教会を写真に撮ったりしていると、あの頃の私の一枚もあるはずであることを思い出したり、教会の中の静けさの中にも歳を変えてどんな風に身をおいてきのだろうかと思ったりするのでした。
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懐かしくてパウロ教会の写真を母にメールしたら、素敵ですね。明日は天気も良いようです。楽しんで来てね。と返事が来た。たぶん、母も何かをおもったと思う。あの頃は父も元気でもちろん自分も若かったはずだから。そして私は今、夫とここにいる。

それで、去年くらいに久しぶりに、堀辰雄の、風立ちぬと美しい村、奈緒子あたりを読み返してみた。それには季節を追って軽井沢の風景が描写されており、とりわけ冬の空気感が、今の私の気持ちをとらえた。

冬の軽井沢の、ちょっと寂寥感のある、あの道をさくさくと歩きたいな。。そう思ってきてみた。ということで、今日は旧軽のロータリーからパウロ教会、そして雲場の池、ささやきの小径を歩いてみた。大人になってからいった茜や珈琲で、美味しいコーヒーを頂いて、万平ホテルに戻った、という一日だった。
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少し雪があって歩きづらかったけれど、静かで、太陽の光も時折注いで、なんとなく暖かな、冬の終わりの良い散歩だった。

しかし、来る度に、いろいろな気遣いやセンスの良さに喜ばせてもらっている万平ホテル。とっても居心地の良いところ。
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by linsshio | 2015-02-22 23:29 | 旅した