Shio's 感じたことやら考えたことやら。。


by linsshio

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パリから戻って早10日。お仕事と忘年会と・・と12月の旅以外のイベントをすべてこの10日間に凝縮して、昨日無事仕事納め。・・ということで、美味しくて楽しいパリのこと、書いてみます。

c0002089_3223358.jpgミュゼ(美術館)、カフェ、ブティック、パティスリ、ブランジェリ(パン屋)、八百屋、マルシェ、メトロ、エピセリ(スーパーマーケット)、ファーマシ、エルボリステリ(ハーブ薬局)・・パリって日々の生活の場がとってもおもしろくて人が生きているということを実感できる(あたりまえだけれど)。街のどこの風景も、切り取り方によっては美術館のようでもあるのだけれど、とても生活臭かったりもする。可愛いマドモアゼルたちがメトロの中でおしゃべりする姿、かっこいいマダムが街を歩く姿・・人々が作り出している街の空気がなかなかよい。これはメトロの駅シャンゼリゼ・クレモンソーシャンゼリゼが実はチャンピオン・エリゼのことなのだということも初めて知った私だが、この街、かなり気に入った。

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モンマルトルのメトロの駅ブランシュの近く、キャバレー・ムーランルージュあたり。
今回の旅では、ロートレックのムーランルージュやユトリロの丘の風景の絵で、私でも名前を知っている街モンマルトルのアパルトマンホテルに滞在してみた。近くにはゴッホの住んでいたアパートがあり、窓の向こうはモンマルトル墓地というところ。メトロの駅もすぐ近くだし、いい場所なのだが、モンマルトルっていわゆる歓楽街だったのね。が、しかし、それがなかなかよろしい。この街はいい具合に汚くて、人の生活が道の染み跡となっているような、憎めない愛すべき、ごちゃごちゃした汚さがあったりする。キャバレー・ムーランルージュの先、パン屋を左に曲がると坂道が続き、モンマルトルの丘へとつながる。・・ということでモンマルトルの風景をいくつか。

c0002089_3231918.jpg街はクリスマスの準備でわくわくした雰囲気。花屋さんにはこんな風にクリスマスツリーにするためのモミの木が並ぶ。ひとつひとつの生きたモミの木がネットを被っている。少年と父がモミの木を買い、キャリーに積んで、家へと運ぶ・・こんな姿を何回か見かけた。そんなときに近くを通ると、すぅーとモミの青い香り。


c0002089_3233980.jpgこんな風に、色とりどりの果物が元気に並んでいる八百屋さん。モンマルトルには八百屋さんが多い。ひとつの通りにいったいいくつあるのかと数えていたら、数えた八百屋のその向かいにもまた八百屋さん。オーガニックへのこだわりの強い食の国フランス、食べた野菜や果物はどれも味が健やかまろやかで幸せにしてくれる。果皮で精油を採るクレメンタインという名のみかんを買って、部屋に飾りながら毎日ひとつ食べてみた。美味しい♪


d0108991_17214982.jpgこちらはパティスリー。これまた美味しそうなものがずらっと並んでいる。自由が丘もパティスリーの数は日本のなかで比較的多いと思うが、さすがパリ、だんぜん多い。フォンダンショコラ、タルトタタン、オペラ、ミルフィーユ、マカロン・・お馴染みのスィートはどれもパリ生まれ。そしてさすがパンの国。焼き上がりのパンの匂いがたまらないブランジェリーの数も多い。朝早く街を歩くとバケットを手に井戸端会議中の方々をよく見かける。


c0002089_3235688.jpgモンマルトル界隈の散歩の折り返しは、丘の頂上付近にあるサクレ・クール聖堂。1914年に完成したキリスト教の教会で、名前は「聖なる心」という意味だそうだ。青い空に白いドームがすくっと潔く聳え立つ。ひんやりと薄暗い聖堂の中に入ると、ステンドグラスを通して入る太陽の光と、キャンドルの揺れる炎とが美しく交わっている。聖堂の庭には、ローズマリーやセージといったハーブが育っていた。このあたりからはパリの街が眺められ、晴れた日はきらきらと気持ちの良い場所。


c0002089_3241559.jpgサクレ・クール聖堂をぐるっと裏側に回ると、テルトル広場に出る。ここには、画家の卵(?)がたくさん、歩いていると「似顔絵はいかがですか?」と声をかけられる。ここにあるのがこのラ・ボエム。カフェらしいたたずまい。


c0002089_3243654.jpgこのあたりの石畳の小道を歩くと、地面からひんやりしてくる底冷えのパリの冬を実感できる。葉の落ちた木々が少しだけ風に揺れて、しーんと空気が緊張すると、そこはユトリロが愛したモンマルトルの丘の風景。


c0002089_3245656.jpg冬になり、葉が落ちてしまっていたが、パリには珍しい葡萄畑がここモンマルトルにはある。ここは修道院の管轄だそうで、収穫した葡萄は、修道院での儀式用のワインとして用いられるそうだ。つまりキリストの血としてのワインということだろうか。聖なる植物、葡萄。


パリの旅はとても良かった。可愛さとか美しさとかかっこ良さとか美味しさとか、そういった感性の基本レベルが高いところってとても刺激的だ。
レポートその2では、モンマルトルからほど近いところにある、歴史あるエルボリステリ(ハーブ薬局)を訪れたときのことをお話します。
by linsshio | 2007-12-30 03:30 | 旅した

パリから戻りました

昨日帰って来た。パリって、美味しくて楽しくて、人が生きてるという感じの(あたりまえだけれど)、いいところ。街のどこの風景も、切り取り方によっては美術館のようでもあるのだけれど、とても生活臭かったりもする。でもその生活臭さって、人の息が道の染み跡になっているようないい具合の汚さである気がする。パリに行ってみたら、したいことが増えた。
例えば・・
その1、フランス語を勉強したい。
その2、可愛い眼鏡が欲しい。
その3、美味しいポテトグラタンを作りたい。
その4、絵を描いてみたい。

古くからやっているエルボリステリ(ハーブ薬局)に行ったり、アラブのハマム(サウナのようなもの)とトリートメントをしてもらったりもした。また今度きいてください。今日はちょっと見つけたおもしろ風景をちょこっと。

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モンマルトルで見つけた「なおこ」さんの店の看板。かわいい。


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テレビで見つけたフランス版おすぎとピーコ。


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ルーブルで見つけたジダンとアルシンド。


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もひとつルーブルで見つけたがちょうの首を絞める天使。

by linsshio | 2007-12-18 01:17 | 旅した