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by linsshio

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バカナウ村のネーナの庭には大きなモコソイの木がある。こんな風で、そうだな~だいたい15メートルくらいだろうか。
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ではモコソイって何だろう・・?答えはこちらです・・。
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続いてちょっと色づいたお花をさらにアップ。
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そう、イランイランのことをフィジーではモコソイという。フィジーではいつも緑の植物が多いので多くのものはフレッシュのものを揉んで絞って口に入れる・・といったようなレシピが多いのだけど、オイルに漬けこむ植物についてはちょっと違う。このモコソイも私たちがアロマテラピーで使うのと同様にマッサージにつかったりスキンケアやヘアケアにつかったり、、とにかくオイルに漬けこむのだ。そんな場合漬けこむ前にドライにして水分を少なくすることが多い。モコソイの花を木からとって、トカイに手伝ってもらってこんな風にドライにしてみた。
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このドライのイランイランは持ち帰ったので近いうちにオイルに浸漬してフィジー同様に冷浸油を作ってみるつもり。ネーナの家をはじめ、フィジアンの鏡台の前には、こうやって調製したココナッツオイルの瓶と櫛が置いてある。サローテが髪にも着けるし体にも、そして顔にもどこにでも着けると教えてくれた。
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そして、ドレスアップしたフィジアンビューティーはサローテの孫のリタ。
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by linsshio | 2010-09-30 19:11 | フィジー
ラケンバ島での出来事はゆっくりとした時間の中で、どれもとても刺激的でどう話していいのかわからないのだけれど少しずつまとめてみることにする。・・というわけでまたもやトラックでスタート!左からお世話になったMAWI家の長男トカイ22歳、アクアトレックのよしさん、サローテ、マナ島の小学校の校長先生の奥さんリティアと娘トゥポー、リティアの実家がラケンバ、バカナウ村でなのだ。
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お世話になったリティアのママ、ネーナ率いる(とみえる)MAWI家はじめ、バカナウの、ラケンバの人たちが教えてくれたのは、人間の力強さだ。サンゴ礁の海、マングローブとカニの生きる浅瀬、眩しい空に続くココナッツ並木・・。自然の中で生活するみんなは賢く、温かく、楽しくって逞しい。
なんだって知っているし、なんだって作っちゃう。島の生活は私たちが失ったものは何なのか思い知らせてくれる美しくて刺激的なものだった。

ラケンバ島は首都スバから船なら一日かかるそうで、トンガに近いラウ諸島に位置する。これは典型的なラウ家屋だそうで屋根が丸くなっていて可愛い。
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バカナウ村、ネーナのうち母屋前。立派なマンゴの木と木のベンチ。マンゴだけでなく15メートルはあるイランイランの木もある。ここではイランイランはモコソイという。このあたり見渡して大声で呼べる感じでネーナ家族の家がいくつかと、村の人たちの家が点々、そして小学校がある。
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ネーナんち母屋のリビングでくつろぐの図。電気ガスの公共的な供給はなし。電気はソーラー発電でネーナんち用には可愛い二つパネル携帯用を庭に設置。村の消灯時間は2030。そのあとはランプを灯す。月あかりが明るくてみんな目が良い、耳も良い。
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吉田先生とよしさんが泊まった男子部屋の窓。ファブリックや花や緑を素敵に使ってとてもおしゃれです。いい風がカーテンを揺らす。
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にいはら先生と私のダブルの乙女ベッド。天蓋というか蚊帳というかなにしろいい感じ。壁にはたまにゲッコー(ヤモリさん)がちょろちょろする。ゲッコーの鳴き声がいとよろし。
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庭には鶏の家族、山羊の家族が元気に歩いてる。ぴよぴよめえめえ。黒豚さん親子がいるうちもある。これはネーナんちの鶏夫婦。いつもおいかけっこしてる。卵を産んでくれるらしいんだけどそういえば卵料理が出たことはなかった。そのわりにヒヨコが多い。たぶんにわとりさんがうまく卵を隠してる気がする。
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最初の日に小学校を訪問。みんな体育の授業をしてたんだけどなかなかハード。これでラグビーが強くなるわけだ。みんな裸足で飛び回る。あっ、大人も裸足。
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ネーナんちのソーラーパネル。冷蔵庫はなし。テレビもいまんところDVDの再生のためのもの。定常的に電気を必要とするものがない。電話はないけど携帯は使えるので、電気は充電に使う。あっ、日陰になっちゃうよ。
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水は隣村からフレッシュウォーターが来ている。でも時間で水栓を閉める。あとは雨水を溜めて利用。これはネーナんちのシャワールーム。お湯がいらないのはいい。
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by linsshio | 2010-09-28 07:56 | フィジー

生薬学会終わり

学会終わり。フィジーの薬用植物調査の第一報はこんな感じで発表した。質問などしてくれた方の中にはサモアでの調査をしたことがあるという方がいて、現地の名前の多様さと、それによる植物同定の難しさなどの話をした。フィジーの薬用植物はシャーマンのような人によって処方されるのではなく、うちのお母さんによって処方される。なので子供たちも植物のことをよ~く知っている。これから子供がどれだけの知識を持っているかなども調べていきたいと思っている。
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東邦大学の小池先生も今日発表。小池先生は風邪をひくと中耳炎になる子どもを対象とした漢方治療の取り組みについてお話しされた。こんな風に人気の発表。考察のところにあった、「この3年にわたる漢方治療の最大の成果は、母親が日々子どもをよく観察するとともに症状にあわせて薬方を正しく選択することができるようになったことである。」という文が心に響いた。
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あと京都薬科大学の吉川先生が、ローズヒップの種子の体重増加抑制、脂肪蓄積抑制効果は抜群だという話をされた。種子も含めたローズヒップが欲しい。それと桜の花の抗糖化のお話も。

さて発表や聴講の合間に薬草園を歩いてみた。こんな風に緑豊かな薬草園。いくつか秋の風景があった。
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白色の彼岸花、シロバナヒガンバナが美しく咲いていた。
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オミナエシ。
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白いキキョウ。
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このぼこぼこクンはなんじゃ?フィジーにもこんなぼこぼこクンがいた。
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チョウチョがひらひら。
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トクサは爪磨きに使ったそうな。やすりのような茎の感じはよく磨けそう。
スギナの仲間だからね、シリカを多く含むのもその理由かな。
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・・そしてお昼に食べたうどん。おいしかった!
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あしたは日本の芸を磨くために阿波踊り会館に行ってみようと思う。そして眉山に登って、帰ろう。トイレのサインも阿波踊り。ポストの上にも阿波踊りだ。
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by linsshio | 2010-09-26 21:25 | 日々のこと
日本生薬学会のため徳島にいる。会場は徳島文理大学。数年前にテルペン学会があって来た以来だけど、きれいな大学だな。キャンパスはこんな感じ。
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昨日は千葉大学の斉藤和季先生のファイトトケミカルゲノミクスのお話しがおもしろかった。
1981年から2006年の新薬のうち、67%が天然物かもしくは天然物からインスパイアされたものだそうな。で、地球には存在する422000種の植物のうち、化学分析や生物活性が調べられているのは10%未満だそうだ。

で、細胞内の代謝産物の総体のことをメタボロームというのだけれど、その数はヒトが2500くらいなのに比べて、植物はその倍くらい。根を生やす定着生活を送る植物がさまざまなストレスに適応して自分をまもるにはたくさんの種特異的なメタボロームをうまく産生している。

面白かったのはDNAのゲノム解析からはじまるファイトケミカルゲノミクスは、ゲノムレベルでの植物成分の生合成とその制御の原理、そして生物における生物学的意味、進化の痕跡や道のりを明らかにできる可能性をもっているということ。DNA(ゲノミクス)→RNA(トランスクリプトミクス)→タンパク質(プロテオミクス)→代謝産物(メタボロミクス)という流れがそれぞれ、生物資源のこと、成分化学、薬理作用、そして処方や治療に結びつく原理を明らかにできるのではないか・・とのこと。生物のことも生薬のことも、それぞれ暗黙知であり、それをオミクスを使うことによって形式知にしていけるのではないか、という試みのお話はとてもわくわくした。今フィジーのハーブについてゲノム解析のことを考えているのもあって。・・そして、生物屋だろう自分ができる生薬の研究って、、って考えた。
というわけで今日は2日目。今日はこれまでの月桃の話ではなくてフィジーの薬用植物の発表をする。興味をもってもらえるとうれしい。

会場にはこんな風にかわいいハーブのコーナーがあった。今日は薬用植物園もぶらぶらしてみようと思う。
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昨日の夕食は徳島三昧。こんな感じ。ぼうぜという初耳のおとと、美味しかった。鯛めしも♪
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by linsshio | 2010-09-26 07:54 | 日々のこと

ラケンバ、スタート。

フィジーから昨日戻った。ラケンバ島での数日間は人間にとって大事なものを思い出させてくれるような、素晴らしい日々になった。ゴーギャンが同じ南太平洋の島タヒチの風をノアノア、芳しい香りと呼んだ、その気持ちがわかるような、豊かで美しく、眩しい自然と、豊かで美しく、眩しく笑う人たち。・・ということで、ラケンバ、スタート。

空から。
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トラックの荷台から。
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by linsshio | 2010-09-22 01:19 | フィジー
今日はスバのダウンタウンを歩いてみた。少し早いランチを食べにホテル近くのレストランへ。フードコートのようにいくつかの店が入っていて多くのバラエティから選ぶことができる。インド人の方が多いので、インドのベジタリアン料理があった。
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というわけで本日のランチの一皿。
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この色彩感覚がすごい。ベジはいいけど合成着色料はどうなのか?でも食べちゃった。美味しいマジパンスィーツ。そしてお隣の飲み物スィーツがなんとも言えない美味しさ。きいたんだけどよくわからない植物2種、ジンジャーは絶対入っていて、ココナッツミルクとマサラとシュガーは必須。この味を再現したい。美味しい。
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食後は再びUSPへ。今日もドロドロタワケ先生を訪ね、そしてスーザン先生にもちょこっと会えて、最後はプラサード先生と打ち合わせ。明日もUSPに行ってくる。USPアッパーキャンパスのエントランス。南太平洋の国々の旗が並ぶ。
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そして市場に行ってみた。市場は活気があって、面白いものがたくさん並んでいるのでとても楽しい。
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で、早くもカヴァ購入。どの売り子さんもカンダブ産が良いと口をそろえる。

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これ、私用のパウダーを用意してくれているところ。それとあさってラケンバ島の村に持っていくお土産用カヴァを調達。
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今の季節の果物はマンダリン、バナナ、パイナップルというところ。パイナップル売りのお兄さんです。
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パイナップルをアイスキャンディ風に切って冷やしてくれている。50セント也。美味しかった!
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市場を堪能した後は、港の方にいってみた。こんな風なフィーッシャーマンズマーケットが海からの川沿いにある。
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夕暮れの港の風景。
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そして、薄暮の頃の空。クリスマスツリーフラワーは春の若葉が出始めた頃。
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by linsshio | 2010-09-14 22:40 | フィジー
成田→仁川(インチョン、韓国)→Nady(ナンディ、フィジー)→Suva(スバ、フィジー)。
これまではナンディからすぐの天国の島、マナ島にそのまま行っていたのであまり感じなかったが、今回はこの経路でフィジーの首都スバまでやってきた。そしたら、その道のりは長かった。スバにはUniversity of South Pacific(USP)がある。今日はドロドロタワケ先生とカヴァの試料の入手についての打ち合わせができた。カヴァは少し湿った海風を好み、森の茂みの中の様な場所で育つ。フィジーのビチレブ島で良質なカヴァが栽培できるのは、東北側だそうな。スーザン先生には残念ながら会えず。超お疲れなのでこの日はそれでおしまい。

昼もカレー、夜もカレー。動かない癖に食べ過ぎ。ところでフィジーで食べる肉料理には骨がそのまま付いているものが多い。骨があると生き物を食べていることをしっかりと意識できる。そんな気がする。

トランジットのときに行ったナンディタウン。風が爽やか。
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お昼に食べたチキンカレー。美味しい。しかし私でも完食は無理。
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再び来ました、USPの生物学科の建物。フィジーの海の守り神3つ、海ガメ、タコ、サメ。
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キャンパスでみた白のブーゲンビリア。
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これビンロウかな?Betel nuts。種子が噛みタバコみたいに使われる檳榔子(ビンロウジ)? ちがうかな~。実が小さい気もする。
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夕刻のUSPのUpper キャンパス。USPにはUpper, Lower, Laukaraと3キャンパスがある。夕焼けにニウ(ヤシの木)、クリスマスツリーフラワーの木のシルエットが綺麗。
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というわけで、ここはフィジーの首都なのでフィジーの都会。とりあえずあさってまではデジタル環境にもいられる。その後はラケンバ島、船なら丸一日かかるとラケンバ島のあるラウ諸島出身の人にきいた。船で丸一日かけてスローダウンしていく心の準備を飛行機でびゅーんと行く間にするのは大変かも。なので明日のお話しが終わったら、一気にすろーな気分にしてみる。

今回の旅のお供はエキナセアティー。あんまり疲れないように、フィジーの旅にエキナセアは欠かせないものになった。
by linsshio | 2010-09-14 07:44 | フィジー

今日からフィジー

3回目の薬用植物調査にいってきます。今回の目的は、聞き取り調査をしているサローテの故郷であるラケンバ島で調査を進めることと、University of South Pacificの先生たちとのKava研究の打ち合わせ。ラケンバ島にははで~な鳥さんたちがいるらしい。会えるのが楽しみ!
そして、フィジーは今春を迎えようとしている季節。咲き始めのフランジュパニに会えるのも楽しみ。写真は、旅のお伴のNew Commerたち。
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21 日に帰ってきます♪

by linsshio | 2010-09-12 04:01 | 日々のこと

うちの藪萱草

うちのヤブカンゾウ。ユリ科Hemerocallis fulva。スノードロップの苗を頂いて植えつけて2年したころ、少し幅の広い葉が出たな~と思ったら、夏に一夜にして(?)にょきにょきと花茎を伸ばしてオレンジ色の花を咲かせた、居候。かなり態度でかいと思ってた。
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今日、ベランダの鉢を少し整えようと、このヤブカンゾウの鉢も根を起こしてみた。・・すると、じゃーん、ごんろごんろとまるっこい根茎が。いやざっくざっくという感じ。そして土の中では、カナブンかな~甲虫の幼虫も何匹か元気にうねうねしてた。

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土の中には、私の知らないビオトープがあったのね~。ヤブカンゾウ、若葉のお浸しがおいしいそうな。そして、八百屋さんでみる金針菜は、このヤブカンゾウの蕾を一度蒸して日干しにしたものらしい。この居候、なかなか頼もしいのう。来年は収穫してみようかな。
by linsshio | 2010-09-08 00:00 | 日々のこと
この週末はまたまた清里。ホリスティック医学協会主催の「植物療法ネットワークin清里 2010」、100名を超える方々が集まってくださった。小説「西の魔女が死んだ」をテーマに今回は、園芸療法とイギリスのハーブについて。イギリスのハーブではスコットランドでハーブ医学を学んだSallyちゃんがお話ししてくれた。森と植物と新しい友たちと一緒に過ごしていいお顔になったみんなが総勢110名。いい時間、いい空気が流れてた。私は林さんと2日目の「おばあちゃんの庭でメディカルハーブレッスン」を担当。私もみなさんから元気をいただきました。ありがと~。

宍戸先生の園芸療法では清泉寮のガーデンハーブが摘み放題。楽しかった!
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そしてこんな感じにできたMy terarium。
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夜は焚火カフェ。GF林さんと降矢先生のツーショット。大学のホームカミングディで屋台を担当するOB二人という感じ。作っているのは林さんがタンポポオレ、降矢先生がホットワイン。
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メディカルハーブレッスンではおばあちゃんちのお庭と散歩道の植物を五感で味わい、かまどで沸かした湯でミントの蒸気吸入&手浴。
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あ、書きそびれた。朝ごはんの野菜がきれいでおいしくて大満足なのでした。
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・・ということで次は10月の清里で「西の魔女の植物療法フェア2010」。ぜひいらしてくださいませ♪
by linsshio | 2010-09-07 00:05 | 清里