おばあちゃんの住んでいた家

今日はお墓参りに行ってきた。
父や母はお墓にはいなくて、そこにはおじいちゃんやおばあちゃんやおじちゃんやおばちゃんがいる。
久しぶりにお寺にいって、そして花をいけて、お線香をあげて・・。
静かな気持ちでお墓を眺めながら、父や母の幸せを思った。
そして、そのお墓に眠る人たちの名前を読みながら、それぞれのいきいきとした暮らしぶりが蘇ってきたり、父や母が話してくれた鮮やかな人格から想像したりもした。
そして、人がこの世に生きるということは素敵だと思った。

その帰り、今はもう誰も住まなくなってしまったおばあちゃんの家のあたりに行ってみた。
人が住まなくなった一画には、住んでいた痕跡だけが残り、寂しいけれど、確かにそこに大事な生活があったことを物語ってくれていた。
庭の方にいってみた。山茶花が咲き、椿の花が咲き始め、辛夷の木も新芽をつけてすくっと伸びていて、太陽に向かっている。
木の下から空を見上げてみた。
眩しさが切なかった。

ふと白い尻尾が動いた。
一匹の猫がいた。
丸い顔をした白い猫。
私と向かいあったら、しっかりと私を見て、伸びたり縮んだりして、なんだかはにかみながら挨拶をしてくれているみたいだった。
たぶん彼には居心地の良い場所みたいだ。

君、昔、ここに私のおばあちゃんが住んでいたんだよ。
鳩時計がなって、子供だった私はよく遊びにきた。
父も母も、おばあちゃんもみんな元気だった。
そんな場所。

もう少ししたら梅が咲き、辛夷が咲き、夏が来たら蝉が鳴き、そして秋になったら柿が落ちる。
何があってもしっかりと動いていく季節や年月ってすごい。
おばあちゃんも、父も母も、猫も、もちろん私も、そんななかの一瞬。
生きるなんて一瞬のきらめきのようなもの。
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# by linsshio | 2019-01-05 18:50 | 日々のこと

ただいま甲府。

ただいま甲府。
なんだか並んじゃって。
写真ばかりになっちゃった。
今日は父がこの世からいなくなった日。
あの日の甲府も寒かった。何年も経ったけど今でも昨日のことのよう。
今日は実家に帰り、弟と弟の彼女と三人で食事した。
こんな風に弟に感謝の気持ちがいっぱいになる日が来るなんて^_^父はよく、二人だけの兄弟だから仲良くしろって言ってたけど、大丈夫、この家には温かな気持ちが溢れてる。
明日は3人で御墓参りに行こうということになった。父や母はそこにはいないお墓だけど。
今日確信したこと、一つ時代が終わった。

犬は弟と私で飼ってたタロ。私が拾った犬の長男。健やかで可愛いっタロ。

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# by linsshio | 2019-01-05 15:26 | 日々のこと

2019年が始まりました。

2019年が始まりました

今日は朝そうじ、朝ヨガ、ウクレレ、読書、unnatural鑑賞と年の始めのお休みらしい日でした。
ここのところ気づいていたのですが、最近の私に授けられているテーマは愛と理性。若干、母が乗り移った感あり^_^ 第一に愛、第二に理性、そのまま今年のテーマみたいなものかと思う。

そして昔、東福寺で買った「禅聖典」を読み返してみた。般若心経の最初の一節の意味はというと。

「心性の自在を観察し得る人は、深広無辺の妙智に透徹するが故に、この身も心もなべて皆、実相の姿なりと悟り、目前の虚相にのみとらわれないから、一切の苦厄も障りとならなくなってしまう。 」

だそうだ。深く広く限りがない心性の存在や実相は、投射幾何学みたいだ。

「自らを灯とし、自らをよりどころとせよ。」

みなさま、本年もよろしくおねがいいたします。

# by linsshio | 2019-01-02 07:47 | 日々のこと

2018年も終わります

今日は大晦日。みなさん、新しい年を迎える準備は整いましたか?

2018年のトトラボでは、いくつもの素敵なことがありました。
トトラボ植物療法の学校ではいつもみなさんといい時間を過ごさせていただいています。
これからさらに、トトラボがお伝えしたいことを形にできるように、精進してまいります。

秋のマルシェでは、出店いただいたマルシェ仲間のみなさんと、いらしていただいたみなさんと、熱気あるいい時間を共にできたこと、とても嬉しく思っています。
今年はマルシェにあわせて、フイジーからテクニカルマネージャーのトカイが来日、みなさんに温かいお心でお迎えいただき、多くの経験をさせていただいたことも深く感謝しています。
私に人として学ぶべき多くのことをあたえてくれるフィジーの文化のひとひらをお伝えできたこと、そして、フィジアンの彼が、よりリアリティを持って、ものづくりに取り組む経験を持てたこと、いずれもトトラボにとって、私にとって、とっても有意義なことでした。

あと数時間で2018年も終わります。
新年、2019年もすぐそこまで来ています。
新しい年のトトラボ、新たな気持ちで頑張りますので、どうぞよろしくおねがいいたします。

みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。
2019年、お会いできるのを楽しみにしています。

# by linsshio | 2018-12-31 18:18 | ごあいさつ

秋も深まりました。

日も早く暮れるようになり、風を冷たく感じる日が続くようになってきました。
みなさん、お元気でいらっしゃいますか?

9月はオータムマルシェをはじめとして、イベントが続き、気がつくとあっという間に過ぎてしまったようです。
でも振り返るとたくさんの経験をした月でもありました。

9月の半ばから終わりまで、トトラボのフィジーのテクニカルスタッフであるトカイ(Timoci Mawi)が来日しました。
来日翌日の清里での上田高校スタディツアーをスタートに、日吉のヴィヴォの家でのマルシェや、高槻のアロマ・フランスさんでのセミナー、大阪はHolistic Living Herbs for Mの木下政津子さんとの開催セミナー、そしてフロスヴィータの京ヶ島弥生さん主催の鎌倉いしわたりでのイベントと多くの場所で日本で私たちの近くにいてくださるみなさんと触れ合う機会をいただきました。

トトラボでのトカイのお仕事は、オリジナルプロダクツであるFijianTradを作り上げる過程で蒸留をしたり、ハーブをドライにしたりとといったところから、最近では日本への発送などもィジーから日本に着くまでのほぼ全てを担当してくれています。

いつもはフィジーのラケンバ島にいるトカイに、自分が収穫して、蒸留して、やがてできあがるプロダクトを、日本のみなさんがどんな風に手にしてくれているのか、そんな様子を実感してもらうというのは、彼の日本滞在時の大きな目的の一つでした。

日本のみなさんにも、フィジーの文化を体験していただく機会をつくって、より近くにフィジーを感じていただけたら嬉しいとも思っていました。トカイには、フィジーの正装、タパ布でつくったスルを着てもらい、伝統的な嗜好飲料カヴァカヴァを飲み交わすセブセブをしてもらい、そして、ココナッツのミルクからオイルを仕上げる過程を体験するココナッツワークをしてもらい、そして腕のタトゥーに描いたストーリーも話してもらいました。
このワークを通して私自身、改めてフィジーの文化を捉える機会となりました。ご参加いただいたみなさんに感謝、ハーブ文化を繋いでいるフィジーのきめ細やかな心持ちを感じ取っていただけましたら嬉しいです。
一生懸命はたらいてくれたトカイにも感謝です@^-^@

フィジーは私にたくさんのことを教えてくれる場所です。無理なく無駄なく、海や山や家族やご近所や、自分を取り巻くあらゆるものと丁寧に付き合うことで生まれる人の知恵を感じさせてくれたのはフィジーです。そんなフィジーから来たトカイには日本はどんな風に見えたのでしょうか。

日本とフィジーは全然違って、日本は先に行っていて、いろんなことを味わいつくしてきている国でしょ?
薬もたくさんあって、そんな国の人たちが、ハーブのこと、フィジーのハーブのことを知ろうと思って集まるのはとっても興味深いと思った。新しく薬を使えるようになってきているラケンバで、ある日ネーナが薬を手にしようとしたら、そこにきていた人が、ネーナ、その薬はどこから来て何でできてるか知っているのか?ときいたことを思い出した。
そんなことを言っていたのは印象的でした。
そして、車も豊富にあって不自由なく乗れるはずの日本の人たちがよく歩くといって感心していました。こんなふうにスタスタよく歩くからみんなスリムなんだねと言っていました。

トカイはラケンバに、かまどの火と川を流れる水を使う蒸留場所をしっかりつくるために準備を始めました。
これからのFijianTradにご期待いただけましたらとても嬉しいです。

Shio
2018年10月15日


# by linsshio | 2018-10-15 23:05 | 日々のこと

Shio's 感じたことやら考えたことやら。。


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