ネイチャーゲームリーダー

11,14,15日のお休みに3日間のネイチャーゲームのリーダー養成講座に参加、最後に試験を受けて終了。この講座では、アクティビティを体験しながら、最後は指導員としての実施計画書を作って実施して評価する、というところまでを行った。

わたしの木(meet a tree)というアクティビティでは、ペアでリーダー役と参加者役となり、リーダー役が参加者に木を紹介する。ペアになったYukiちゃんが、目を閉じた私が木と出会うのをナビゲートしてくれた。肌ざわり、匂い、枝ぶり、周りの様子など、目を閉じたままさまざまな感覚で木とじっくりおつきあいをする。樹液を流した後の白樺の幹の匂いがあんなに動物的だなんて。出会っていない自然の姿は無限にあることを改めて思ってわくわくした。

ネイチャーゲームは英語ではsharing natureといい、1979年にJoseph Cornellさんが始めたもの。彼はカリフォルニア北部に生まれ育ち(つまりレッドウッドの森がいつも近くにあったのだろう)、大学では自然認識学(nature-awareness)を専攻したのだそうだ。自然認識学とは、科学的分析の方法論にのみ頼ることなく、自然を五感と心を通じて総体的に理解しようとするもので、生物学のほかに、アメリカ超絶主義(どんなんでしょ?)、ネイティブアメリカンの生活と思想、古代インド思想など、そしてバックパッキングや野外写真術などの技術習得も含む領域らしい。

現在、カリフォルニア州ネヴァダシティのアナンダヴィレッジに暮らすというコーネルさん、彼のことをもう少し知りたくなった。ヒッピーの匂いがぷんぷんする。
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代々木公園、朝の風景。ここで朝食を食べてみた。

by linsshio | 2009-02-16 17:15 | 日々のこと

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