そして清里、二日目です

そして、清里プログラムの第二日目です。清里の森はいまこんな感じ。カラマツが黄金色に山の斜面を染めて秋まっさかり。美しいです、日本の自然。
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まずは朝の散歩。前の晩に、月を愛でにでかけた草原の朝の空気を吸いにいった。今日は昨日よりちょっと温か。今回は、環境ジャーナリストの小笠原英晃さんが取材を兼ねてご参加。椰子葉との後ろ姿ツーショット。
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お散歩から戻ったら、美味しい朝食が待っていた!清泉寮新館の陽光眩しいレストランでいただきます!これは色どり豊かでなかなか健やかな椰子葉の朝食。
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さて、本日第一番目のプログラムはエコバッグ作り。先日お伝えしたようなエコバッグを作る。その前に朝の森でのりのりと一緒に、美しいもの探し。エコバッグに自然をうつしとるためのインスピレーションを呼び起こす、アート感覚を鍛える時間となりました。うさぎのうんこもかわいく見えてくる、清里マジック。
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・・ということで、部屋にもどって、エコバックを描く。みなさん、思い思いに摘みとった自然の素材にアクリル絵の具を塗って、バッグに押し当てる。この作業、偶然の生み出す美しさに感激しながら、みんな夢中♪自分で作るってとっても楽しい。そして自然の中にはアートがいっぱい。人の心にもアートがいっぱい溢れていることを実感。
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できました!絵の具を乾かしながらみなさんの作品を観賞。みなさんアーティストなのです。椰子葉の作品はここに。
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・・午後のプログラムは、植物療法製剤実習。今回は清里のカラマツにスポットをあてた。カラマツは、αとβのピネン、リモネン、酢酸ボルニルとモミにとても近い成分を持っている。針葉樹のなかでは珍しく色をかえて落葉するカラマツ。その芳香成分の組成は、葉の色の違いによって顕著にかわるそうだ。黄金色の落ち葉はピネンの量が多くなる。昨日つんだカラマツの葉をミキサーにかけて、まずはパウダーを作る。
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そして、清里産ジャージー牛のヨーグルトと混ぜて、しっかりとなじませる。持ち帰って2,3日、おうちで清里スキンケアを実践。
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2009年のJICA研修員としてブラジルからキープ協会にいらっしゃっている日系二世のなっちゃんこと星野明美ナタリアさんと椰子葉のツーショット。キープ協会で環境教育の研修中。今回は私たちのプログラム全体をサポートしてくださり、とても助かった。ありがとうなっちゃん。故郷ブラジルとはちがう清里の自然を思う存分味わっているご様子でした。
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最後の時間、この一泊二日のプログラムを振り返り、心に残った場面をもう一度味わった。そして、プログラムは終了。みなさん、おうちに帰って、清里の森を思いながら、何か新しいことが始まっているかもしれない・・。

・・あのときのカラマツは本当に美しかった!朝の森の空気も、夜の月明かりも忘れられない。美しい森や澄んだ空気が私たちの生活する舞台にあることに深く感謝。
by linsshio | 2009-11-12 09:12 | 日々のこと

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